肩こりが起こる根本の原因とは?

肩こりが生じると仕事や家事などの作業効率が落ちてしまうので、困るという方も多いでしょう。
肩こりはひどくなると「めまい」や「吐き気」を伴うこともあり、慢性化すると一層つらいものになってしまいます。

肩こりを根本から改善するためにも、肩こりが起こる本当の原因について探っていきましょう。

 

【肩こりが起こる原因】

肩こりが起こる原因は、筋肉の緊張と血行不良だと言われています。

肩周りの筋肉が緊張すると硬くなり、張りを感じるようになります。
そして、硬くなった筋肉が血管を圧迫することで血行不良が発生し、痛みが生じるようになります。

肩こりを誘発する原因には次のことが挙げられます。

●長時間の同一姿勢

同じ姿勢が長く続くと筋肉が疲労して硬くなり、血管が圧迫され血行を阻害します。
デスクワークの方に肩こりが多いのもそのためです。

また、パソコンやスマートフォンの使い過ぎでも同様に肩こりが生じやすくなっています。
パソコンやスマートフォンを使用する際の姿勢は頭が前に出たうつむき姿勢になるため、肩には大きな負荷がかかっています。

負荷が蓄積されれば筋肉が緊張し、血行不良を起こすことで肩こりにつながります。

●姿勢の悪さ

猫背や巻き込み肩など日常的に姿勢が悪いと、肩には過剰な負荷がかかりやすくなります。
負荷が蓄積されれば肩周りの筋肉が硬くなり、血行が阻害されることで肩こりが生じます。

●筋力の低下

運動不足や加齢によって筋力が低下すると、肩こりが生じやすくなります。
とくに肩の筋力や腱板が低下すると、柔軟性が失われ筋肉がこり固まってしまいます。

●眼精疲労

スマートフォンやパソコンの長時間使用など目を酷使していると、目の周りの筋肉が疲労を起こします。
そうすると、眼精疲労を起こすだけではなく、目の周りの筋肉の疲労が首から肩へとつながることで肩こりが生じることもあります。

●ストレスや緊張

ストレスや緊張があると、身体は力が入った状態になるため筋肉疲労による血行不良が起こりやすくなっています。
とくに肩周りに力が入れば肩こりが発生しやすくなります。

●血圧異常

低血圧や高血圧など、血液の循環不良から起こる病気があると肩こりのリスクが高まると言われています。
肩の緊張があることが原因で、血圧が上がってしまうこともあります。

 

【肩こりが引き起こす症状】

肩こりの主な症状は、肩のこりや重さだと考える方が多いでしょう。
しかし、肩こりは、肩以外の場所にも影響を与えます。

原因不明の不調は肩こりが引き起こしているものだったという場合もあります。

肩こりが引き起こす主な症状は、次の通りです。

●肩の重さ、こり

肩こりが生じると、肩全体が重いように感じる方は多いでしょう。
筋肉が緊張して硬くなってしまっているため、重く感じられるようになります。
また、硬くなった筋肉により肩や背中周辺にこりを感じやすくなります。

●肩の鈍痛

肩こりでは、肩に鈍い痛みを感じることがあります。
四十肩・五十肩とは異なり、激しい痛みではありません。

●肩関節の可動域制限

肩こりは肩周辺の筋肉が硬くなってしまっている状態なので、肩関節に動かしにくさが生じることもあります。

●頭痛や首の痛み

肩の筋肉の緊張が頭や首の筋肉にもつながると、首周りの血液循環が悪くなります。
そうすると、頭痛や首の痛みが生じることがあります。

【カラダのヨリドコロ佐藤の考え方】

ここまでご覧になっていただきありがとうございました。
まずは辛さに関しましては肩こりの緊張をとること。
同時に身体の軸を戻すことが必要なアプローチとなってきます。

人は日々の中でカラダを使う機会が減り感覚がどんどん鈍っていきます。
自分の正しい位置すらわからなくなってしまっている現状です。

それをいち早く身に付けQOL(生活の質)をいかに高められるか。

正しい感覚を身に付け慢性的な不調からおさらばしましょう。

ぜひ一度ご相談ください!